目玉おやじ

第99号(2014年11月20日発行)

目玉おやじ

最近、教師歴32年の小学校教師が書いた本を読みました。そこにとてもいい話がありましたので、紹介します。

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自分の中にもう一人の自分がいること知ってる?
「自分」には、「する自分」と、それを「見ている自分」がいるんだ。

この「目玉おやじ」みたいな「見ている自分」は、自分のやることすべてを見ているんだ。
「おまえ、あのときずるいことしたよな」
「おまえ、あのとき全力じゃなかったよな、手を抜いたよな」
「おまえ、あのとき人につられて本心じゃないことをやったよな」って。
他人にはわからなくても、いつも厳しい、中立な目で見ている。誤魔化せない。

だれでもずるいことをしたことやさぼったことはあるだろう。それで、しめしめ、誰にも気づかれずにうまくいった!と思ったこともあったかもしれない。でも、それを知ってて、覚えている人、いるんだよ。それがもう一人の自分、「目玉おやじ」だ。だから、ほら、今だってそのずるいこと、自分では覚えているでしょ。

もちろん、「目玉おやじ」が覚えているのは悪いことばかりじやない。自分のがんばりも報われなかった努力も見ていてくれる。その「目玉おやじ」に「うん、オマエもなかなかよくやっている」と認められるということが大切なんだね。これを「自尊」の念という。

「目玉おやじ」に尊敬されれば、目玉おやじは大きな力を与えてくれる。でも、ずるいことだけをしてうまくやろうなんていうときは、大きな力でその邪魔をするんだ。「おまえなんか、成功する資格無し!!だって、あんなに卑怯だったじゃないか!」ってね。

「目玉おやじ」に尊敬してもらえるような生き方をしていこう。
人に気づいてもらえなくても、人からほめられなくても、「目玉おやじ」だけは知っていてくれて、大きな力を与えてくれる。
(平光雄著「子どもたちが身を乗り出して聞く 道徳の話」から転載)
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勉強でもスポーツでも、やっぱり一生懸命がいいですよね。

さぼると何となく、後ろめたい、嫌な想いが残ります。それは自分の中のもう一人の自分「目玉おやじ」が見ていたからなんですね。

あのときは辛かったけど、何とか頑張ってきたから、この結果があるよねって「目玉おやじ」と話せるよう、何事にも真剣に立ち向かっていきましょう。

その積み重ねによって、自分自身に自信が持てるようになるのです。

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