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ひびのおしえ2

ひびのおしえ2

第103号(2015年6月22日発行)

ひびのおしえ

前回に引き続き福沢諭吉が明治4年に息子の一太郎(8歳)と捨次郎(6歳)のために書いた「ひびのおしえ」から紹介します。第二編の冒頭です。

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おさだめ(六つの大切なこと)

だい一
天(てん)道(とう)さまを恐れ、これを敬(うやま)い、その心にしたがいなさい。ただしここでいう天道さまとは、太陽のことではありません。西洋のことばでは「ゴッド」といい、日本のことばにほんやくすれば、創(そう)造(ぞう)主(しゆ)(神)というものです。

だい二
父母を敬い、親しみ、その心にしたがいなさい。

だい三
人を殺してはいけません。獣(けもの)をむごくあつかったり、虫などをよく考えもしないで殺したりしてはいけません。

だい四
盗みをしてはいけません。人の落としたものを拾って、自分のものとしてはいけません。

だい五
本当でないことを言ってはいけません。人をだましたりして人の邪(じや)魔(ま)をしてはいけません。

だい六
貧(どん)欲(よく)であってはなりません。やたらに欲張って人のものを欲しがってはいけません。

 

天道さまのおきて

天道さまのおきてには、昔、昔、その昔より、今日の今にいたるまで、少しも間違いはありません。麦をまけば麦が生え、豆をまけば豆が生え、木の船は浮き土の船は沈む。きまりきっていることなので、人はこれを不思議とは思いません。ですから、今、良いことをすれば良い結果となり、悪いことをすれば悪い結果となる、これも、また天道さまのおきてです。昔の世から、今まで違ったということはありません。それなのに、天道知らずのばか者で、目の前の欲に迷って、天のおきてを恐れず、悪事をはたらいて、幸福をもとめようとする者がいます。これは、土の船に乗って、海を渡ろうとすることと同じです。こんなことで、天道さまがだまされるとでも思うのだろうか。悪事をはたらけば悪事が戻ってくるぞ。壁に耳あり、ふすまに目あり、悪事をして罪をのがれようとしてはいけません。

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私はよく母親から「お天道様が見ているよ」と言われて育てられました。昔から日本には太陽を神のようにあがめ、すべてはお天道様が見ているという信仰があります。皆さんが現在どんなに辛い状況にあろうとも、皆さんの努力やよい行いは、どんなに小さなことでも、お天道様が見てくれています。そして、必ずその努力やよい行いに、将来、報いてくれるものです。

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