生んでくれてありがとう

(2015年5月18日の育心メール通信の記事です)

鈴木中人さん、

小児ガンで亡くなった娘さん(景子ちゃん)の姿を語り、いのちの大切さを知ってもらう活動をしている方です。

以前に、育心に来てもらって、お話を伺う機会がありました。

そのときのことを、会報「スマイル・レター いのち」に取り上げてくれました。

転載します。

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「お母さん、ありがとう」

五月十日は母の日です。

いのちの授業で出違った“お母さんへの思い”をご紹介します。

学習塾「育心」(大阪府枚方市)を経営する大谷岳嗣さんが主催する講演会に伺いました。

会場には、小中学生とその家族がいっぱいです。

「ぜひ親子で聴いてほしい」との大谷さんの思いでした。

講演後、子どもたちは感想文を書いたそうです。

数日後、大谷さんからメッセージが届きました。

「中人さん、塾生のAの感想文を読んで泣きました。

いのちの授業をして本当に良かったです。ありがとうございます」と。

Aさんは母親と参加して、その気持ちを綴ってくれました。

「お話を聴いている間、ずーっと涙が止まりませんでした。

心に残ったのは、子どもを愛していない親なんていないです。

それまで、親とケンカばかりしていて、自分は愛されていないと感じていました。

でもお話を聴いて、この考えを変えることができました。

さっき、私が生まれたときのことを母が話してくれました。

『あんた、生まれたとき仮死状態やってんよ。

ひと言も泣かんでな。

お母さん、必死でおしりたたいてん。

泣いて!泣いて!お願いやから!って。

あんたが泣いてくれたとき、ホンマ嬉しかったわ。

やっとこの子の親になれたって』

それを聞いたとき、ちゃんと愛してくれていたとすごく嬉しかったです。

涙が止まらなくて、心の中で何回も

『生んでくれてありがとう』

って思いました」。

そのメッセージに、私もホロリです。

子どもたちのお母さんへの思いは、どうして芽吹くのでしょうか。

自分が愛されているとの実感です。

母の日。お母さんは子どもを愛している。

子どもはお母さんに愛されている。

愛し愛されている、その思いを、家族でみつめる日になればと願います。

「お母さん、ありがとう」の言葉とともに。
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