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古事記1

古事記1

(2014年9月8日の育心メール通信の記事です)

最近、古事記を読み始めました。
日本の心の原点である古事記、私は今まで読まずに来ました。
最近発刊された、新釈古事記伝がとても分かりやすいので、今読んでいます。
深い内容が描かれています。
少しずつご紹介しようと思っています。

「袋背負いの心」
(「ふくろしよいのこころ」と読みます)

大国主命(おおくにぬしのみこと)は若い男神、他の男神と嫁取り競争に出かけます。
いなばの国の八上姫に、誰があなたの夫としてふさわしいか選んでもらおう、というのです。

旅に出る前にある問題が起こります。
それは「荷物と旅行道具をどうして運ぶか」ということでした。
他の男神は相談(密談)して、大国主命に、
「みんなの荷物や旅行道具を、大きな袋に入れて、おまえが背負って持っていってくれ」
というのです。

大国主命には、人にものを頼まれたときには、それが大事なことであって、
自分の力の及ぶことなら、万難を排して、それを聞き受けようという気持ちがあり、
無茶を承知の上で、引き受けます。

旅の途中、重い荷物を背負った大国主命はいつも一番あとから、ついていくことになり、
宿泊所に着いてからは、荷物をおろし、食事やお茶の用意をしながら、
まるで従者のように過ごしておられます。
他の男神たちは、これで大国主命は嫁取り競争からは脱落だと喜んでいたのですが、
大国主命は、嫌がりもせず、いつもニコニコと旅をされていたそうです。

結局、八上姫は誰を夫として選ばれたと思いますか?
答えは簡単ですよね。

大国主命です。

「ふくろしよいのこころ」とは
「できるだけたくさん、他人の苦労を背負い込むことを喜びとせよ」
そして、そのことを自慢に思ったり、感謝を要求したりするのではなく、
その仕事をすること自体が喜びであるというように、ニコニコと元気に実行することが大切だ。

という意味のようです。

そして、大国主命が従者のようにお役目を全うされたように、
社員は社員の袋があり、部長は部長の袋があり、社長は社長の袋があります。
それぞれの立場で、それぞれのお役を全うする、それが大切です。

だから、ご家庭では、お父さんの担ぐべき袋もあれば、お母さんの担ぐ袋もあります。
それぞれに重たい荷物がいっぱいなのでしょうが、
それを、ニコニコと元気よく背負って、毎日を生きていくことこそが大切だと古事記は教えてくれています。

素敵ですね。

最後に、一つ問題を出します。
「お父さんの荷物とお母さんの荷物、どちらが重いでしょうか?」

家で最も大きな袋を背負っている方を何と言いますか?
そうです。
お袋様です。

いつも、子ども達のため、時にはご主人のため、大きな大きな荷物を背負っていただいて、
ありがとうございます!

お袋様に感謝!!!

(この文章は阿部國治著「新釈古事記伝」をもとに大谷が記しています)

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