学びの広場 育心   枚方 塾 中宮中 第一中 学習塾 進学塾

育心は子どもの成長を全力で応援する枚方の塾です。

TEL.072-898-8174

〒573-1195 大阪府枚方市中宮東之町11-6福田ビル3F

親子

中間テスト

high_school3

(2015年5月25日の育心メール通信の記事です)

中間テストの結果が返ってきています。

お子さんはどうだったでしょうか?

先週の中1の授業で、こんな話をしています。

---
サーカスのライオンが燃えさかる輪をくぐるのを見たことがあるだろう?

なぜ、ライオンはあんなことができるようになるのだろうか?

それは、

くぐらなかったら、ムチでなぐられる。

くぐれば、えさをもらえる。

この2つを使って、調教されていくんだよ。

動物が、すご技を習得するのは、基本この方法だ。

でも、人間は違う。

人間は、自分の経験から学ぶことができる。

そして、学んだことを行動に移すことができるんだ。

今回のテスト、できた科目もできなかった科目もあるだろう。

そして、なぜできたか。

なぜできなかったか。

も、君たちは分かっているはずだ。

それを学ぶのが中1の1学期中間テスト。

その経験を期末テストに生かすんだ。

何をどうすれば、もっとよくなるかは、

みんながちゃんを分かっているだろう。

頑張れよ。

でもね、君たちがこの経験を生かしていかないなら、

サーカスのライオンのように、

先生は、ムチとえさでもって、君たちを調教しないといけなくなる。

そんな動物みたいな扱いを先生はしたくない。

だから、経験を生かせよ。

君たちなら絶対できる。

信じているよ。
---

 

生んでくれてありがとう

(2015年5月18日の育心メール通信の記事です)

鈴木中人さん、

小児ガンで亡くなった娘さん(景子ちゃん)の姿を語り、いのちの大切さを知ってもらう活動をしている方です。

以前に、育心に来てもらって、お話を伺う機会がありました。

そのときのことを、会報「スマイル・レター いのち」に取り上げてくれました。

転載します。

----
「お母さん、ありがとう」

五月十日は母の日です。

いのちの授業で出違った“お母さんへの思い”をご紹介します。

学習塾「育心」(大阪府枚方市)を経営する大谷岳嗣さんが主催する講演会に伺いました。

会場には、小中学生とその家族がいっぱいです。

「ぜひ親子で聴いてほしい」との大谷さんの思いでした。

講演後、子どもたちは感想文を書いたそうです。

数日後、大谷さんからメッセージが届きました。

「中人さん、塾生のAの感想文を読んで泣きました。

いのちの授業をして本当に良かったです。ありがとうございます」と。

Aさんは母親と参加して、その気持ちを綴ってくれました。

「お話を聴いている間、ずーっと涙が止まりませんでした。

心に残ったのは、子どもを愛していない親なんていないです。

それまで、親とケンカばかりしていて、自分は愛されていないと感じていました。

でもお話を聴いて、この考えを変えることができました。

さっき、私が生まれたときのことを母が話してくれました。

『あんた、生まれたとき仮死状態やってんよ。

ひと言も泣かんでな。

お母さん、必死でおしりたたいてん。

泣いて!泣いて!お願いやから!って。

あんたが泣いてくれたとき、ホンマ嬉しかったわ。

やっとこの子の親になれたって』

それを聞いたとき、ちゃんと愛してくれていたとすごく嬉しかったです。

涙が止まらなくて、心の中で何回も

『生んでくれてありがとう』

って思いました」。

そのメッセージに、私もホロリです。

子どもたちのお母さんへの思いは、どうして芽吹くのでしょうか。

自分が愛されているとの実感です。

母の日。お母さんは子どもを愛している。

子どもはお母さんに愛されている。

愛し愛されている、その思いを、家族でみつめる日になればと願います。

「お母さん、ありがとう」の言葉とともに。
----

古事記4

(2014年9月29日の育心メール通信の記事です)

伊邪那岐大御神(いざなぎのおおみかみ)はたくさんの神様を産みますが、
最後に、天照大神(あまてらすおおみかみ)と月読命(つくよみのみこと)と須佐之男命(すさのおのみこと)という、三柱の神様を産みます。

そして、天照大神には高天原(たかまのはら)を、月読命には夜之食国(よるのおすくに)を治めるよう、言いつけられました。

そして、須佐之男命には
「おまえにも、天照大神や月読命に劣らぬ、大事な仕事をしてもらいます。
陸も海もある現し世(うつしよ)を治めなさい。
まず第一に、人間の住む国を開発する仕事から始めることです。
男子の仕事として、実におもしろくて痛快でやりがいのある仕事です。」
と、話されるのです。

さて、須佐之男命は現し世に行く途中、大変な苦労をされて旅を続けられるうちに、
「現し世に行けば楽しいことばっかりがある」と勘違いされるのでした。

ところが、そこは
ただ一面の葦原(あしはら)と険しい森林に深い山々、荒れた川と沼ばかりです。
そこを開拓していく中で楽しみが出てくるという、開拓のおもしろさを感じることができなかったのでしょう。

ついに、不平不満が気持ちを支配します。

「お父上は、天照大神や月読命ばかり可愛く思われて、ごひいきになったのだ。
そして自分をだまして、こんなつまらないところに来させたんだ。
あの馬鹿親父めが・・・」

須佐之男命のこのような気持ちのおかげで、
現し世の自然はもっともっと厳しいものに変っていったというのです。

おもしろいですね~
古事記には、親子関係の難しさも語られているのですね。

伊邪那岐大御神は、後に須佐之男命にこう言います。
「おまえは、父親である私が、兄弟3人の中で、
天照大神と月読命をえこひいきしているしているように思っているが、

それは大変な思い違いです。
どの子も同じように可愛いのです。
高天原も夜之食国も現し世もみんな大切なところです。
どの一つが治まらなくても他の二つはダメになってしまいます。」

お母さん方も、子どもの性格や体力を考えて、その時に応じた子育てをしているはずです。
今、この子にはこれが必要!って気持ちですよね。
でも、それが、子どもには理解できないこともあるのです。

悔しいですね!!

しかし、ずっと後になって、須佐之男命が現し世の建設に尽力するようになるように、
お子さんも、今のお母さんの気持ちをしっかり理解してくれるはずです。
時間がかかる場合はあるでしょうが、必ず理解してくれます。

そのことを信じて、頑張りましょうね!

(この文章は阿部國治著「新釈古事記伝」をもとに大谷が記しています)